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2013-05-12「なめこ」×「イヌシデ」でやってみる!

「なめこ」×「イヌシデ」でやってみる!

| 17:08 | 「なめこ」×「イヌシデ」でやってみる! - 空想園芸館 を含むブックマーク はてなブックマーク - 「なめこ」×「イヌシデ」でやってみる! - 空想園芸館

先般使用した「なめこ」のオガ菌の残りですが、せっかくなので、これまでトライがうまくいっていない「イヌシデ」でやってみようと思った次第。

「イヌシデ」は、これまで「ひらたけ」や「きくらげ」に結構な分量(直径20cm短木10セットづつ)を投じていますが、ガムテープをめくってみるとオガ菌自体は十分に発菌している様子であるものの、原木内部までは菌糸が伸長していない感があります。

「シイタケ」の種駒には、イヌシデは発生は早いものの、肉質が薄いものができるという記載があったものの、自分の感覚では、菌糸が伸長するまでは「ホダ木」化されないため、逆に遅くなりそうな雰囲気を感じています。

今年、初トライゆえ経験値が少ないために、確たるをいえない状況ではあるものの、原因とおぼしきものを攻略してみたいと思った次第。

「イヌシデ」という原木は、天然の木材腐朽菌が沢山いる里山へ行っても、コナラなどの原木はカスカスに食べられているのと対照的に、全く害菌自体に侵されていない雰囲気のものがゴロゴロしていたりします。

原因としては、他の原木に比べて、繊維質が「密」であり、しっかり乾燥するととても「強固」であるということです。

それゆえ、キノコ菌類は原木内に伸長していけないのではないかと推測しています。

これに対しての対策ですが、通常、植菌は原木を切断した直後のフレッシュな状態でサンドウィッチにすることが推奨されているようですが、自分は逆に、一旦、木口を乾燥させて無数の「亀裂」を入れてから、一晩浸水し、植菌すべきではないかと思っています。

ひとたび無数の亀裂が入れば、その亀裂から菌糸が伸長できるため、原木の「ホダ化」が促進されるのではないかと期待しています。

ただ、注意点としては、一旦、乾燥させてしまうと、その後、たっぷり浸水させても水の引きが早く、樹木自体が乾燥ぎみになりやすいのではないかと思っています。

それゆえに、多湿を好む「きくらげ」や「なめこ」は難しいのではないかと推測しています。

今回あえて「なめこ」にトライしてみようと思ったのは、ビニール袋仮伏せなどで、湿度を一定的に保持できると思ったからです。

これからの時期は温度が上がってくるため、ターゲットの食用キノコ以外の害菌にも侵されやすいということで、過湿気味に管理することは、よりコントロールの難易度があがることを意味していますが、せっかくなので経験値を上げておこうと思っています。

今回調達した原木は、直径17cm程度のもので、一旦、30cmの長さで切断したものを2個割りにしたものです。

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里山で切断作業をしたため、手ノコで切る際に、結構な「段差」がついてしまいましたw)

これを1~2日程度、日に当てたり乾燥させて無数の亀裂を入れた後、「なめこ」菌を植菌してみたいと思います。

「イヌシデ」は、「なめこ」が嫌がる心材部がないため、うまくすれば丸ごと食べきってくれるはず、、、

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