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2013-04-13黒ボク土(くろぼくど)というものを知る!

黒ボク土(くろぼくど)というものを知る!

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里山からキノコ用の原木や挿し木用の桜の小枝を拾ってくるなかで、「土」にも興味が沸きました。

里山の土は真っ黒ですが、触ると軽くてサラサラしています。普通に考えると雑木の木の葉が落ちて腐葉土として体積しているので、好ましい土のように思えます。

検索してみると、黒ボク土(くろぼくど)という名称である模様です。(黒くてボクボクした感触からとのこと。)

f:id:kawanoasobi:20130410214021j:image

(桜の挿し木に100%黒ボク土を使用してみました!)

Wikipediaによると

名称は、土の色と乾燥した土を触った場合のボクボクした感触に由来する。また、黒土と呼ばれることも多いが、日本国外の黒土(チェルノーゼム)と性質は異なる。

黒ボク土は、日本では多いが、国外ではほとんど見られない。地域的には北海道、東北、関東、九州に多い。

母材である火山灰土と腐植で構成されている。表層は腐植が多いため色は黒色又は黒褐色、下層は褐色となる。火山山麓の台地や平地でよく見られ、一部火山灰に由来しない黒ボク土も存在し、この場合は火山より遠く離れた地でも見られる。

火山噴火により地上に火山灰が積もり、その上に植物が茂る。枯れた植物は分解されて腐植となり、長い時間をかけて黒ボク土を形成する。 ローム層も火山灰を由来とするが、ローム層が形成された時代は気候が冷涼だったため植物が分解されず、黒ボク土とは異なる土壌となった。

火山灰に含まれる活性アルミナ有機物が結合するため、日本国内の他の土壌と比べると有機物の含有量が非常に多く、有機物の効力で植物に適した団粒構造をなす。ただしアルミナの影響でリン酸分の吸着力が高いため、リン酸分が不足しやすく、施肥をおこなわないとやせた土壌となる。

粘土鉱物アロフェンの含有の有無からアロフェン質黒ボク土、非アロフェン質黒ボク土に分類される。 前者は弱酸性、後者は強酸性の性質を持つ。 アロフェン質は北海道青森県東部、岩手県北部、関東、九州に多く見られる。 非アロフェン質よりリン酸の保持能力が高い。 非アロフェン質は岩手県南部宮城県北部、東海山陰に多く見られる。

また、耕地の排水条件により黒ボク土、多湿黒ボク土、黒ボクグライ土の三種類に分類される。 多湿黒ボク土は排水の悪い地域で多い土壌で下層に地下水等の影響による斑紋がみられる。 黒ボクグライ土は地下水位の高い地域に多い土壌で全層または下層がグライ化している。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E3%83%9C%E3%82%AF%E5%9C%9F

黒ボク土だけでは、野菜類がなかなか育たないようです。しかし、日本の畑は肥料が過多気味であるので、農家の中には山から黒ボク土を畑に入れている人もいるようです。

ただ、注意点としては、アルミナがリン酸を吸着してしまい、野菜類をダメにしてしまうようなので、リン酸の追加や酸性度の中和が必要になるようです。また水はけも良くないようですので、腐葉土などを混ぜて使用した方がいいようです。

ちなみに、クリタケやヒラタケなどは、本伏せ時に土中に埋めたり、土をかけて乾燥を防ぐようにしてやる必要があるようですが、こちらのおすすめの土は赤玉土であるようです。

黒ボク土も赤玉土もどちらも関東ローム層の火山灰がベースのようですが、おそらく黒ボク土には天然の雑菌が豊富なためにターゲットのキノコとは異なるものが生えてきたりしやすいということなんだろうと推測しています。(都道府県農業関連の研究レポートが、いくつかネット上に掲載してありますが、明確な理由・根拠が示されておらず、実験結果に基づいただけのようですが。)

ただ、ネットで見た情報の中には、キノコのホダ木には水分だけでなく有機養分も与えたほうがいいというものがあったので、米ぬか配合の腐葉土などを混ぜ込んでみたいなと思っています。

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